舌癌の治療法の選択
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T期U期の時は、ほとんど手術治療を行います。
V期以上では手術治療に放射線治療を併用する方法や、 放射線治療と化学療法を併用し、 それから手術治療を考える、という方法になります。
このような基本方針のもとで、身体の状態や患者さんの希望で決定されます。
V期以上では手術治療に放射線治療を併用する方法や、 放射線治療と化学療法を併用し、 それから手術治療を考える、という方法になります。
このような基本方針のもとで、身体の状態や患者さんの希望で決定されます。
T期:舌部分切除術・組織内照射
いずれの治療法でも高い制御率が期待できます(90%以上)。
舌部分切除術を第1選択として行うことが多いです。
U期:舌部分切除術〜舌半切除術・組織内照射
癌の広がりの程度よって、いろいろな治療法が選択できます。
切除部の大きさ・深さが小さく、欠損部の再建が必要ないくらいなら、
舌部分切除術を第1選択とすることが多いです。
切除範囲が大きい場合には、組織内照射も含めて考慮していきます。
癌の深さが深かったりする場合は、欠損部の再建を含む舌半切除術を選択します。
職業的に、機能障害(構音・味覚障害など)を避けたい時には、
より多くの治療法の検討を行うこともあります。
調理師の方などに多いようです。
>>> 舌癌の手術治療についてはこちら
>>> 舌癌の放射線治療についてはこちら
>>> 舌癌の抗癌剤治療についてはこちら
V期:舌半切除術〜舌亜全摘出術
一般的に手術による摘出を第1選択としています(癌の程度による)。
再建方法の工夫を行い、手術後の機能障害を最小限にできるようにします。
W期:舌亜全摘〜舌全摘出術および周囲組織(下顎骨など)合併切除術
一般的に手術による摘出を第1選択としています(癌の程度による)。
範囲が大きくなるので、手術後の機能障害が大きくなります。
年齢や全身の状態などを考慮して、手術方法を慎重に検討していきます。
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