舌癌

(1)全摘出=味覚がなくなる?


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切除手術の場合、そのほとんどを摘出することもあります。

そして、最低限の機能は維持するため、 できる限り再建(他の部分を用いての修復)を行います。

しかし、再建した部位には神経がないので、感覚がありません。

もちろん味覚をつかさどる感覚もありません。

ただ味覚に関しては、口全体に味らい(味を感じる器官)があるので、 食べたり飲んだりした時に味を全く感じないということはありませんので、ご安心ください。

(2)完治の確率は?

平均的に、手術後の5年生存率は

  • T期(舌癌全体の36%):5年生存率 95%
  • U期(舌癌全体の30%):5年生存率 85%
  • V期(舌癌全体の22%):5年生存率 80%
  • W期(舌癌全体の12%):5年生存率 75%

以上のような結果になっています(各値は、おおよその数値です)。

 

 

舌癌は頸部のリンパ節に転移しやすい性質がありますが、
早期に発見することで、90%は治ると言われています。

 

 

上記の5年生存率を見てもわかる通り、早期発見が舌癌完治のポイントです。

 

 

もし、なんらかの異常を感じたのであれば、軽く考えずに、
医師の診断をうけることをお薦めいたします。

 

 

 

>>> 舌癌の特徴はこちら

 

 

>>> 舌癌の症状はこちら

(3)自己チェックのやり方は?

舌がんは、自覚症状(痛みや違和感)があり、
しかも目で見えるがんなので、定期的に自己チェックをすることで、
早期発見ができます

 

 

2週間に1度程度、歯を磨くときなどに舌を見てみましょう。

 

 

舌の表面だけでなく、裏側も良く見てください。

 

 

赤いただれや白いおできのようなもの、
きのこのような盛り上がりなどの異常がないかどうかを、確認してください。

 

 

 



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