舌癌 病期

病期(ステージ)


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腫瘍の拡がり、リンパ節転移の状態、遠隔転移の有無で、 病期(ステージ)は以下の4段階に分けられます。

  1. T期:腫瘍の大きさが2cm 以下。リンパ節転移がない時。
  2. U期:腫瘍の大きさが2cm 以上4cm 以下。リンパ節転移がない時。
  3. V期:腫瘍の大きさが4cm 以上。周囲の骨や筋に広がっていない大きさでリンパ節転移がない時。または、腫瘍がTUV期までの大きさで3cm 以下のリンパ節転移を1 個のがある時。
  4. W期:腫瘍が大きくなり、舌の周囲やあごの骨に拡がっている時。頚部リンパ節への転移が6cm 以上、もしくは2個以上あるいは反対側にある時。また、遠隔転移がある時。


腫瘍が中程度もしくはそれ以上(V期、W期)になっていると、 手術によって摘出する方法すら難しくなる場合もあります。

病期と治療法

舌癌は、病期によってその治療法にも大きな違いが出てきます

 

 

>>> 舌癌の治療法はこちら

 

 

一般的に、癌の症状が軽い場合は手術療法を行うことが多くなっています。

 

 

手術療法というのは、「癌が発症した患部を切除する」ことを指します。

 

 

癌そのものを取り除くことができるため、非常に有効な治療法です。

 

 

癌が進行してしまうと、手術だけでは切除しきれなかったり、
手術自体が不可能な場合もあります。

 

 

その場合は、放射線治療を組み合わせて行い、癌の進行をできる限り抑えながら
治療を進めていく、という方法をとります。

 

 

基本的に、放射線治療だけを行うことはなく、なんらかの
他の治療法(手術や抗がん剤)とを組み合わせることが多くなっています。

 

 

病期が早い(T期やU期)ほど、感知の確率も高まりますので、
早期発見に努めたいものです。

 

 

 



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